これでもう悩まない!腰痛に対する評価と治療①

form base Japan(フォームベースジャパン)の島田です。
今回から週に1回、全4回に分けて腰痛に対する治療方法を紹介していきます。
またもっと詳しい話を聞いてみたい!という人は、4月からオンラインセミナーも開催するのでそちらもぜひ参加してみてください。

  1. 腰の痛みの部位の鑑別方法と治療の方向性
  2. 腰の痛みを悪化させる要因
  3. 腰の治療とトレーニング
  4. 腰回りの治療と必ず知っておきたい「レッドフラッグ」

第1回目の今回は腰の痛みの部位の鑑別方法について紹介していきます。

目次
・どこが痛いのか?痛みの鑑別
・どうやって治していく?治療の方向性

【どこが痛いのか?痛みの鑑別】

まず一言に腰痛と言ってもその症状は様々です。だからこそどこが痛いのか、痛みの部位を鑑別することが大切になってきます。

部位再現 
腰椎圧迫(押す・伸展・反対側回旋)
椎間板圧迫(屈曲・側屈)
脊柱起立筋圧迫 伸張(屈曲・反対側側屈) 収縮(伸展・同側側屈)
多裂筋圧迫 伸張(屈曲・反対側側屈・同側回旋) 
収縮(伸展・同側側屈・反対側回旋)
神経圧迫(伸展にて椎間関節・屈曲にて椎間板) 伸張(脊柱屈曲・
股関節屈曲…坐骨神経・股関節伸展…大腿神経)
表1 痛みの部位と再現方法

表1に主な痛みを出す部位とそこの痛みを再現する方法をまとめました。
例えば腰を曲げた時に痛いのであれば、痛みの部位として考えられるものは、
①椎間板 ②脊柱起立筋 ③腰部多裂筋 ④神経
が挙げられます。
そこから更に腰を反っても痛いのであれば、痛みを出している部位は
②脊柱起立筋 ③腰部多裂筋
に絞られ、またさらに捻りは痛くないのであれば、腰の筋肉の中でも
②脊柱起立筋
が痛みの原因である可能性が高いと判断できます。

このように動作による再現を行うことで、痛みの部位を少しずつ絞っていき、鑑別することが出来ます。

【どうやって治していく?治療の方向性】

痛みの部位の鑑別が出来たら、そこがちゃんと治っているかを判断することが必要です。
そもそもそれぞれの組織、骨・筋肉・椎間板・神経がどのくらいで治るか知っていますか?

組織回復期間
骨折2~4か月
筋肉Ⅰ度損傷 1週間 Ⅱ度損傷 2~3週間 Ⅲ度損傷 1~2か月
椎間板2週間~2か月(血管が少ないために回復が期待できない)
靭帯軽度 1~2週間 中等度 2~4週間 重度 1~2か月
神経6か月~1年
表2 痛みの組織と回復期間

このように組織の正常な回復過程を知っていることで、腰の痛めた部位が正常に回復しているのか、それとも回復していないのかを判断することが出来ます。

これらは腰以外の部位でも同じことが言えますが、どこで痛みが出ていて、そこがちゃんと回復しているのか、それを常に頭に入れながら治療をすることが大切です。正常に回復していないのにいつまで待っても痛みは良くならないですし、逆に痛みがないからと言って、まだ回復途中に強い負担をかけてしまうとまた痛みを悪化させてしまいます。
痛みの部位と回復過程、しっかり頭に入れながら治療を行いましょう。

form base Japan(フォームベースジャパン)では、島田の治療の考え方、治療のやり方、知識、経験談を毎週ブログでお伝えし、4月からは月に1回オンラインセミナーも開催します。
そちらのお知らせも楽しみにお待ちください。

今回も最後までブログを読んで頂きありがとうございました。

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